ディリリとパリの時間旅行

「キリクと魔女」で知られるフランス・アニメ界の巨匠ミッシェル・オスロ監督の最新作「ディリリとパリの時間旅行」(2018)をAmazonプライム・ビデオで観ました。

「ディリリとパリの時間旅行」は、19世紀末から20世紀初頭のベル・エポック期黄金時代のパリの街を舞台に描いた長編アニメ映画です。ニューカレドニアからやって来たディリリは、パリで出会った最初の友人オレルとともに、少女たちの誘拐事件の謎に挑みます。歴史上有名な多くの学者、芸術家、実業家、政治家(キュリー夫人、パスツール、ピカソ、モネら)に協力してもらいながら、エッフェル塔、オペラ座、モンマルトルの丘、ヴァンドーム広場などパリの街中を駆け巡って事件解決を目指します。パリの街並みの実写映像とアニメが融合されて、音楽の使い方も映像にマッチしていて素晴らしいです。

第44回セザール賞(仏アカデミー賞)で最優秀アニメ作品賞を受賞し、2018年アヌシー国際アニメーション映画祭オープニング作品に選ばれました。

ディリリのフランス語はゆっくりと丁寧に話してくれるので、初級レベルのフランス語リスニング教材として適してます。聞き取れない部分も多いので、これから何度も繰り返し観てみたいです。

映画「Dilili à Paris」予告(フランス語)
映画「ディリリとパリの時間旅行」予告(日本語)

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