タイミング療法、タイミング指導、timed intercourse
タイミング法は、経腟超音波による卵胞計測、尿中LH簡易測定などにより排卵日を推定し性交を促す指導で、両側の卵管閉塞や重度の乏精子症・精子無力症などを認めなければ適応となります。
タイミング法では、妊娠成立の確率が最も高い性交のタイミングは排卵日の1~2日前です。排卵の6日以前もしくは排卵後1日後には妊娠の可能性はありません。そのため、排卵1~2日前に性交のタイミングをとるよう指導します。
精液所見が正常の場合、妊娠の可能性のある排卵5日前から排卵当日までの間の性交の頻度(日数)が3回以上あると妊娠率が高くなります。
参考記事:
排卵日推定法
排卵(ovulation)
参考文献:
データから考える不妊症・不育症治療、竹田省ら編、メディカルビュー社、2017
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